ヨーロッパの歴史「ユグノー戦争」その1
フランスの新教徒は、いうまでもなくカルヴァン派です。
彼らは旧教側から「ユグノー」と呼ばれたが(その意味は不明)、実態は勤勉な中産階級で、国家権力に対する教会の独立を強調する戦闘的カルヴァン主義でもありました。
有能なアンリニ世(位1547~59)は、ドイツの新教徒を援助するかたわら、本国では新教徒への弾圧を強化しました。
一方、新教側でもモンモランシー家のコリニー提督や、スペインに隣接するナヴァール地方で王を称していたブルボン家など有力貴族がつきました。
こうしてヴァロワ王朝のもとで宗教内乱(ユグノー戦争 1562~98)が生じる。