山村の労働力市場を考える 2
(4)職種・年齢・性等によって「恒常的」勤務から臨時、日雇、パート、内職にわたる多様な就業・雇用形態をとりつつも、賃金・社会保障水準は総じてきわめて低く、未組織労働者であること
(5)しかしその労働条件は一様ではなく、連続的に異なる不安定雇用の重層構造をなしていること
・・・などを特徴としています。
山村労働力市場はまさに不安定雇用そのものとして、労働力市場全体が「雇用調整」的機能を果たすべく位置づけられているのです。
例えば岐阜県上矢作町の場合、最大手進出企業S社は名古屋市に親会社(資本金4500万円)をもつ輸出向けオーディオデッキを製造する企業(資本金500万円)ですが、64年の町内進出以来、農家主婦層を中心に雇用を拡大。